プロフィール

埼玉県出身。看護学生の頃より、小児看護、終末期看護、スピリチュアルペインに興味をもつ。
看護学校卒業後、横浜市内の大学病院でNICU、小児科、救急での勤務経験。16年間臨床で働く中で母子サービスの情報量の少なさや受け入れ先がない事に危機感をもつ。病院退職後、産前産後ケアを行う一般社団法人PUMEHANA設立後、母子サービスへの幅を広げるため合同会社OHANA設立。訪問看護ステーション『OHANAトータルケアサポート』を立ち上げる。
メッセージ
大学病院で勤務していたころよりNICUに入院していたお子さんが退院後の受け入れ先がないことで退院できない現状、受けれ先がないため2歳・3歳となってもNICU・GCUより退院できない現状に対し違和感を感じていました。また、先天的な障害を持ち終末期となるなかでこどもを対象とする訪問看護の受け入れ先がなく病院で看取りをせざるをえないことも多々あり、地域での受け入れ先があれば母子、そしてご家族皆にとってよい看護を提供できるのではないかと考えていました。
介護保険を使用する大人の在宅サービスについては情報量もあり、利用できるサービスも増えていますが医療的ケアを必要とするこどもに関しては情報量も、利用できる先も乏しいのが現状です。
また、医療的ケアを必要としているこどもの両親の心と身体のケアが絶対量的に不足しておりサポート体制を整えることが急務だと感じました。2020年より流行しているコロナウィルスにより疾患を抱えている方が安心して受診できない、入院できない状況が続いています。
この感染症の流行している時期になぜ訪問看護が必要なのか思われるかたもいるかもしれません。
考えてみてください。今まで当たり前に行っていた受診・入院ができない以上、新しい形での療養生活をおくるシステム作りが必要な状況です。自宅でのセルフケア能力を高める必要があります。
在宅療養において一番大事な事は療養されている方、そしてご家族の意思決定です。
そして、在宅での療養生活を送る中で先の見通しが立たないことで疑問や不安、そして怒りなど様々な葛藤があると思います。不安は形となって見えないことから起こる心の防衛反応です。しかし、不安が続くことで障害も発生します。不安を見える化することで不安は軽減することができます。
不安が生じたときにどう考え、どう対処するかは心のトレーニングも時には必要になります。病院では疾患を通してその方の必要なサービスを提供します。
OHANAトータルケアサポートでは疾患だけでなくその方のライフサイクルすべてを悩みに応じた専門家の支援のもとサポートすることを目標としています。
アドバンストケアプランニング(以下ACP)を掲げその方の人生のターニングポイントに話し合い、療養生活を必要としている方そしてご家族にとってよりよい生活が送れるよう支援していきます。当社の社名を訪問看護と定めなかったのは、地域や在宅で療養を必要とする場合には専門性だけでなく多様性でのサポートが必要であると考えるためトータルサポートと定めました。
私達OHANAトータルケアサポートでは従来の訪問看護ステーションの枠組みを超えて看護師以外の多職種と協力しご家族一人一人に寄り添い心と身体が健康に過ごせるようサポートして参ります。