コロナと鬱

  • #ヘルスケア情報
2021.04.10

【コロナと鬱】

こんにちは。助産師Mです☺

少し前に「コロナのおかげ?」の話を書きましたが、今日は真逆の話です。

コロナの影響で、産後うつが増えているというニュース、耳にされた方もいらっしゃる
かもしれません。コロナ以前の倍、4人に1人、といわれています。
〇全国3000名以上のママプレママを調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000031718.html
〇NHK WEB特集
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201016/k10012665491000.html


産後訪問でお目にかかるママ達からも、孤独や不安感を感じているというお話をうかが
います。

「出産の入院中、ほぼ赤ちゃんとふたりきり。人と話すことが本当に少なく、だんだん
寂しくなって、不安になったり、涙が出たりした。」「産後の手伝いに来てもらう予定
が叶わなくなって身体を休める間もない。」「感染がこわくて外出できない。」「とに
かく誰かと会話がしたい。」等々。

今年の春の、季節の移り替わりは目まぐるしささえ感じております。

が、コロナ禍は、まだまだ終息がみえないのが現状です。

妊娠中や産後の不安や不調を、どこに相談していいかわからない時。母子手帳をくれた
行政の窓口、出産した医療施設、訪問看護ステーション、地域の助産師などに、話して
みて下さい。そこから一緒に考えてくれる人につながっていけると思います。

でも、精神的に落ちているときは、そんな行動に出ることも難しいかもしれません。

「自分が至らないから」と、自分を責め、頑張りすぎていることに気づかない人もいらっしゃいま
す。力になろうとしている人の声かけを、敵のように感じてしまう場合もあります。
もしご家族が、ちょっと様子がいつもと違うな、変だなと気づいたら、本人以外が連絡
して下さっても大丈夫です。

「産後にはよくあること」ですが、様子をみて大丈夫なのか・・?

まずプロに相談してみて下さい。

母子を支援するためのオンランサロン