イヤイヤ期
- #スタッフのつぶやき
【魔の二歳児ともいわれるイヤイヤ期】
魔の二歳児ともいわれるイヤイヤ期・・
これから来るのかな・・
今、まさにです!!
などなど・・みなさん、日々子育ておつかれさまです☺
OHANA助産師Tです!
早いものでもう10月ですね
今年もあと2か月なんて・・
信じられません・・
OHANAの訪問看護を利用されている方でイヤイヤ期に差し掛かっているかたも何人かいらっしゃいます
では、少しイヤイヤ期について考えてみましょう
二歳になると、どんなことでも自分でやってみたいという、自発性が生まれます。また、自立心も生まれ、誰かが手伝おうとすると、怒ったり思い通りにいかないと癇癪をおこすこともあります。これがイヤイヤ期と呼ばれる、第一次反抗期
お子さんの、自我や自立心が育ってきているサインです
二歳児の成長発達と関連付けていうと
自分でやりたいという自立心が芽生える
→やりたいという衝動や欲求をおさえる脳の機能が未熟なため、いろいろなことに挑戦する
→挑戦するけれど・・体を動かす機能が十分に発達していないためうまくできずいらいらする
→いらいらするけれど・・・体を動かす機能と同じく、言語も十分発達していないためその気持ちをうまく表現できない
→うまく表現できない結果、イヤ!という言葉や、癇癪につながるのです
では、このイヤイヤ期、どのように対応すればよいのか
まず、やってはいけないこと
・だめ!やめなさい!と頭ごなしに𠮟りつける
・約束を破る
・脅す
・物で釣る
・子どもの言いなりになる
【接し方のポイント】
・子どものやりたいことを見守る
・気持ちを切り替える方法を探す
・子どもの話をしっかり聞いてあげ、気持ちに寄り添う。
・子どもの話をしっかり聞いてあげ、気持ちに寄り添う。
・やめてほしいことは、○○だからやめてねと、理由を言うことが大事。
・今回だけ、とか、大人は違う、など特別を作らず、子どもと同じルールで。
・おいてっちゃうよ!などの心理的ダメージを与えるような言葉は避ける。
・子どもの言いなりになっていると、自己中心的な、我慢のできない子に育つことも
では、具体的なシーンでご紹介します✨
・まだ靴を履けない子が、靴を履きたい!と言ってきたら、「出来ないでしょう」とか、「ママがやってあげる」ではなく、できないことでも、「いいよ」といったん受け止めてあげてください。そして、少し見守ります。出来なくていらいらしてきたら、「ママが靴を押さえるね」など、作業を半分手伝います。
洋服のボタンなども、途中まで穴に入れておくなど、半分手伝うことをおススメします◎
・イヤイヤの中に眠気を感じたら、「一緒にお昼寝しようか」とか、「一緒に公園に遊びに行こうか」など、気持ちが切り替わる行動をとります。窓を開けたり、お茶を飲んだり、気分転換を図りましょう◎
・ご飯の時に、「今日はうどんがいい!」と言って食べなかったり、「パンじゃないとダメ」と言ったりするときには、「ごめんね。今日はうどんないけど、ご飯終わったら明日のうどんの材料を買いに行こうか」とか、「パンはないけど、あとで一緒にホットケーキを作ろう」など、食育も出来て一石二鳥です(笑)
・日々のお着換えも、こちらで出したものは嫌と言いがちです。そんな時は、洋服を何パターンか出しておき、子ども自身に選ばせます
・○○がいや!というときは、「そうなんだね。○○がいやなんだね」と言葉を繰り返し、共感します
などなど、いろいろと書きましたが、毎回このようなやりかたでうまくいくわけでもありません
なにをやっても言っても激しく泣かれることもあるでしょう
イヤイヤ期が続く長さや、激しさなどは個人差がありますが、いつかは終わります
とはいえ、時間に追われる中で、我が子への対応にへとへとになっている方もいらっしゃるかと思います
あまり頑張りすぎず、成長しているなとほほえましい気持ちで接して、子どもの気持ちを全身で受け止めて、うまく対応してみてください
そして、パパママも一息ついて、おいしいお茶でも飲みましょう☺